ベトちゃんドクちゃん
説明
ベトちゃんドクちゃんは、下半身がつながった結合双生児としてベトナムで産まれた兄グエン・ベト、弟グエン・ドクの双子の兄弟の日本語による愛称である。兄弟を指して80年代から90年代にかけて日本のマスコミなどで呼び習わされた。 ウィキペディア
ベトちゃんドクちゃんのドクちゃんがマスクを寄付
ベトナムのグエン・ドクさんが、日本ベトナム友好協会大阪府連合会にサージカルマスクを寄付。
連合会を通してその一部を受け取った大阪府大阪市の北野病院が、2020年8月24日に喜びの投稿をしました。
ドクさんは、ベトナム戦争で米軍が散布した『枯れ葉剤』の影響とみられる結合双生児として誕生。
双子の兄のベトさんと下半身の一部がつながった状態であったため、日本では『ベトちゃんドクちゃん』の呼び名で広く認知されていました。
1988年10月にベトナムのホーチミン市にある病院で分離手術が行われた際、日本側は器材や薬品を提供。
また、分離手術で左足を失ったドクさんのために、義足も贈っています。
2020年の春から新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行していることから、恩返しの一環としてマスクを送ってくれたのでしょう。
グエンさんの心遣いを受け、ネット上には感謝の声が数多く投稿されました。
ネットの反応
・とてもありがたいことです。涙が出てきました。
・『ベトちゃんドクちゃん』、存じております。立派な人になられて…。
・ドクさんのマスクが、医療従事者を始め多くの人の元に届きますように。
・心意気が嬉しい。どうぞ長生きしてください。
一時期、コロナウイルス感染の不安から人々がマスクを買い求め、店頭から消えたことも。
各企業が量産体制を整え、異業種も製造を始めてから市場にマスクが出回るようになりましたが、まだ不安定感を拭えません。
そんな中での寄付は、人々の心を温めたことでしょう。
ドクちゃんの思い
ベトちゃんドクちゃん、下半身が繋がった双子。
日本でもとても有名な話でした。
日本は分離手術の際に薬品や機材など様々なサポートをしていました。
テレビでも大々的流されていましたので。
その時の日本国民で知らない人はいなかったでしょう。
ドクちゃんはその時の日本に対する思いを忘れてないんでしょう。
今回のマスクの寄付もその時の思いが大きいでしょう。
ドクさん、ありがとうございます。