ヘルプマークとは?
説明
ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している患者、内部障害や難病の患者、精神障害、知的障害または妊娠初期の人等、援助や配慮を必要としていることが外見では分からない人々が、周りに配慮を必要なことを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成された、東京都によるピクトグラムである。 ウィキペディア
難病の人や内部障害、精神障害などにより、支援を必要としていることが外見からは分からない人がつけている『ヘルプマーク』。
公共の場などでマークに関する貼り紙を目にしたり、実際に所持している人を見かけたりしたことのある人もいるでしょう。
ヘルプマークにまつわるエピソードが、ネット上で話題になっています。
ヘルプマークに対する親せきの反応
一連の出来事をTwitterに投稿したのは、かねやん(@kinpiranshiki)さん。
ヘルプマークをつけて墓参りに行った投稿者さんは、親せきのおばさんからにらまれたといいます。
にらんでいたことについて、理由を尋ねると…。おばさんからは、こんな言葉が返ってきました。
「障がいがあるって、こんなところでも見せたいの?」
※写真はイメージ
お墓参りにヘルプマークを付けて行った所、親戚から睨まれました。おばちゃんに聞いたところ「障害があるってこんな所でも見せたいの?」と言われました。
そんなつもりはありません。知っていた欲しいだけなんです。
ヘルプマークを付けていることがそんなにいけないことですか?#ヘルプマーク pic.twitter.com/N9b5gTTdTC— かねやん ぷかぷか浮いたり沈んだり (@kinpiranshiki) 2019年8月12日
かつて、社会には「障がいは隠すべきもの」という風潮がありました。そのため、ヘルプマークについて偏った認識を持つ人は少なくありません。
ヘルプマークの裏面には、自分の症状に関する対処法や非常事態が起きた時の連絡先など、必要な情報が書かれていることもあります。
ヘルプマークには、支援や理解を求める目印としての意味だけでなく、何か起きた時に周囲がどう対処すべきかを知らせる、重要な情報源としての役割もあるのです。
ヘルプマークをつけていたことについて、「見せたいのではなく、知っていてほしいだけ」と訴えた投稿者さん。
ネットでの反応
・障がいは恥ずかしいものではないし、隠す必要もない。
・なんてひどい。「自分がもし逆の立場だったら」と想像したら分かりそうなものなのにね。
・こういった差別や偏見をなくすためにも、ヘルプマークへの正しい認識が広まってほしい。
2017年から全国共通のマークとして登録され、日本の各地で普及されつつあるヘルプマーク。障がいを持つ人にとって過ごしやすい社会になるように、風潮が変わっていくことが必要ですね。
ヘルプマークについて自分の感想。
ヘルプマークは、何かあった時にすぐに対応できること。
そして、初めから知っていたら対応もできるし、気にかけることができる。
昔は自分が障がい者であることは伏せたい人もいたし、家族でいたら人に見られないように隠していた時代もありましたよね。
でも今はどうでしょう?差別的な事はまだあったりするけど、恥ずかしくない、
みんなと同じという環境になってきている。
それは周りのみんなが理解し受け入れられてきたからじゃないかな。
言われた本人はどんな気持ちだったろうと思います。