少年サッカー低学年の子が休憩も取らずにやり続けてしまう人気の練習

少年サッカー

どーも、しばひでです。

今回は、低学年、1年生~2年生
の子供たちの人気の
練習メニューを
紹介します。

それは

『出し合い』

です。

子供たちに人気の
練習メニューです。

僕の中でNO1ですね。

これから書く内容は、
初めて、コーチをする方や、
低学年の子供たちを
もっと集中してさせたい。

1つの練習メニューと
使っていただいても
構いません。

サッカー関係なくても
お子さんの集中力を
高めたい方にも
参考になるかと思います。



低学年の子は
集中力が
持ちません。

面白くない練習は
すぐやらなくなります。

砂遊びしだします。(笑)

では、なぜ集中力が
無くなってしまうのか?

僕が初めて低学年を
見たときに、
なんで、集中してやらないんだ。
上手くならないぞ!

と思いながらも、
いらだちを持ちながら
やっていました。

集中してやろうよ。
と言ってたことも
あります。

でも、今思えば、
興味のない練習。
面白くない。
楽しくない。


って子供には思っていたんですよね。

低学年は楽しい練習じゃないとやらない。

僕が初めて、低学年の練習を
始めたころは、これ面白そうと
自分のやりたい練習を
していました。

サッカーの練習の本を
見ては、これいいな。
今日はこれをやろう。

わくわくして、
仕事終わって、
バイクぶっ飛ばして、
行ってたことを
思い出します。

今も変わらず、バイクぶっ飛ばして
練習に行ってますが。(笑)

で、いろんな練習を
やっていくことで、
あれ?
これはちゃんとやるのに、
これはちゃんとやらない。

ん?
めっちゃ、いい練習なのになー。
おかしいな。


ん?
これはなんでこんなに
やりたがるんだ?

練習をやっていく中で、
子供たちが楽しむ
練習が何なのか?

わかってきたんです。

当たり前かもしれませんが、
楽しくやってる練習は
集中してやります。

では、その楽しい練習とは
ある共通点が
見つかったんです。


低学年の子が楽しく練習する3つの共通点

そして、ひょっとしてと
思い、
練習メニューを
楽しくできる
その3つの共通すること
を取り入れて、
やってみました。

すると、みんな
楽しくやり、
給水してきていいよ。
と言っても、

「コーチもっとやりたい!」
「休憩なしでやりたい。」

と。
「給水はしてこないとだめ。」

「給水してから続きやろう。」

と言うと、
急いで、給水して帰ってきた。

「コーチ飲んできたからやろう!」
って。

僕は嬉しかったですね。

で、子供たちが
給水もしたくないくらい
続けてやりたくなる
共通点は、

  • 相手がいること
  • 勝ち負けがある
  • みんなが参加できる

相手がいること


子供たちは競争するのが好きです。

勝ちたい。
お前には負けたくない。
ライバル心が出てきます。

競い合うことで
メンタルも育ちます。

そして、勝つために、
ずる賢い子も出てきます。

騙すことが出来てきます。

サッカーではいくら
騙してもいいスポーツですからね。

負けた子は
悔しいので次は負けない
と考えるように
なります。

負けず嫌いな精神も
ここで養っていけます。

たくさん勝負させることですね。

初めから負けようと思って
やる子は1人もいません。

みんな勝ちたいんです。

それが本能です。

勝ち負けがある

子供は勝ち負けが決まってる
練習には、真剣です。
子供がじゃんけんに
ムキになる姿を
思い出したらわかるかと
思います。

この時期に勝ち負けの経験を
たくさんさせることです。

プロの選手もそうですが、
負けず嫌いの
選手が多いですよね。

ここで、負けてる子
ずーと負けてばっかり
だったら、この子は
負けの経験しか
なくなります。

すると、
やっても負けるからと
諦める癖がついちゃいます。

その時に勝てるように、
ハンデをつけたり、
勝てる経験をさせる
ことです。

そして、勝ち続ける
子には負けることを
経験させます。

そのバランスが大事です。

その時に意識してほしいことが
負けたときに、
「なんで?負けたかな?」

何があれば、勝てたか?

質問で考える癖をつけれるように
していきます。

これをしていくと、
3年生のころには、

「何でだと思う?」

質問したときに
パッと自分の思ってる事を
言うようになります。

6年生には言わなくても
考えれるように
なります。

低学年から勝ち負けに意識
させて、
考えるように、
質問していくこと
大事ですね。


みんなが参加できる

低学年の子は待ち時間が
あると、すぐに違うことを
しちゃいます。

友達とケンカしたり、
砂遊びしたりと。

あっちでは、こっちではと、

1人では見きれなく
なっちゃいますよね。

なので、みんなが
参加できるメニューを
考えないといけないです。

みんなが参加できなくても
その子がその練習が
楽しいと思えば
問題ないですが、

低学年の子は、1人の
子が遊びだすと
伝染していきます。

なので、
みんなで参加できることで
遊ぶことはなくなります。


では、いよいよ、
その3つが合わさった練習を
紹介しますね。


低学年の子が楽しんでやる人気の練習

子供たちが、楽しんで、集中してやるには

相手がいること。

勝ち負けがあること

みんなが参加できること

この3つの練習は
『出し合い』
です。

では、説明していきます。
サッカー経験者、
指導者なら、やったこと
あるメニューです。

人数にもよりますが、
10人くらいだったら、
15m×10mのコート

1人ボール1個持って
コートの中に入る。

コーチの笛が鳴るまで
その中を自由に
ドリブルする。

笛が鳴ったら、
相手のボールを
コートの外に
蹴りだしたら勝ち。

蹴りだされた子は、
コートの外に出る。

最後まで残った子が
優勝。

これは、盛り上がります。

蹴りだされた子は
悔しいです。

自分のボールも守りながら
相手のボールを
蹴りだすわけです。

周りも見ないといけないし、
相手がボールを
蹴りに来た時に
守らないといけません。

やっていくうちに

守りに入る子。

蹴りだしに行く子。

動かない子

チームを組もうとする子

コートの角にボールを置いて
近づいてきた子を
蹴りだす。

頭を使う子も出てきます。

子供の発想力は
無限大です。

で、ここで、
ルールを決めます。

ちょっとでもボールが止まったら
コーチが蹴りに行くよ。

と。

すると子供たちは、
ボールを動かすように
運びます。

でもボールばかり見てたら、
背後から来た子に蹴りだされます。

周りも見ることも、
顔を上げて、
ボールを運ぶように
するようになってきます。

僕も少年の時に
やっていた練習です。
蹴りだしたときの
快感。

そりゃ、やってやったー。
って気持ちになりますよね。

これは、だれでも達成感
をつかめる練習でも
あるんですよね。



この出し合いは
笛が鳴る前に、
いろんなアレンジができます

例えば、
笛が鳴る前のドリブルの時に
スペースを見つけて、
そこに向かって
ドリブルしてみよう。

といえば、顔が上がることに
繋がってくるし、

相手に向かっていき、その前で
フェイントしてみよう。
とやれば、
フェイントする形が
できたりと。

いろんなアレンジができます。

ぜひ活用してみてください。


原点は楽しむこと


僕はサッカーの原点は楽しむこと
だと思っています。
サッカー始めたのも、
楽しかったから。

また行きたい。
早く、ボール蹴りたい。

そう思うことが大事だと思います。

そのコーチである自分が
楽しくなかったら
子供たちは、楽しくないし、
伝わらないと思います。

少年サッカーの指導者は
サッカーの楽しさを
伝えること。

だって、
その子の人生の中で
一番最初に
サッカーを伝える人なんだから。

大事な存在だよね。

自分も少年の時に
サッカーの
楽しさを教えてもらえた。
だから、今も
こうやって、
大好きなサッカーに
携わってるし、

伝えさせてもらってる。




これからも
もっともっと
楽しさを伝えていこう。

ではまた。

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